沖縄グルメ入門 ── チャンプルー・沖縄そば・泡盛

豚肉を無駄なく使い、島の野菜や海の幸を取り入れ、長い交易の歴史も味に映す。沖縄の食卓は個性ゆたかです。定番の料理と飲み物を、その背景とともに味わってみましょう。
沖縄料理は、炒め物・煮物・麺・菓子・酒と幅広く、家庭の味から宴の一品までそろっています。
ここでは旅でも出会いやすい定番を取り上げ、それぞれの成り立ちにふれます。
定番の料理と飲み物
ゴーヤーチャンプルー
苦味のあるゴーヤーを、島豆腐や卵、豚肉などと炒め合わせた一皿。「チャンプルー」は混ぜこぜにするという意味で、ありあわせを生かす知恵が詰まっています。
サーターアンダギー
砂糖(サーター)入りの生地を油(アンダ)で揚げた、丸くて素朴な菓子。表面が割れた姿から「笑いの花が咲く」と縁起物にもされ、祝い事で配られます。
よくある質問
「チャンプルー」とはどういう意味ですか?
「混ぜこぜにする」という意味の言葉です。多様な食材を炒め合わせる料理を指すと同時に、さまざまな文化が混ざる沖縄らしさのたとえにも使われます。
沖縄そばはそば粉でできているのですか?
いいえ。麺は小麦粉が主原料で、いわゆる蕎麦とは別物です。かつおと豚骨でとっただしと合わせるのが一般的です。
泡盛と焼酎は何が違うのですか?
泡盛はタイ米と黒麹菌で仕込む点が大きな違いです。長く熟成させた古酒(クース)という楽しみ方も泡盛ならではです。
海ぶどうはどう食べるのがおすすめですか?
加熱すると食感が損なわれやすいので、生のままが基本です。タレや酢じょうゆを別の器に用意し、つけながら食べると粒のはじける食感を楽しめます。