沖縄の自然と生き物 ── やんばる・西表・美ら海

最終更新: 2026-06-22

やんばるを描いた架空のドット絵風景

亜熱帯の森、川をふちどるマングローブ、色とりどりのサンゴ礁。沖縄には、ここでしか出会えない生き物がたくさん暮らしています。2021年には世界自然遺産にも選ばれた、島々の自然をめぐります。

沖縄の自然は、森・川・海がそれぞれ独自の生き物をはぐくんでいるのが魅力です。

ここでは代表的な自然環境と、そこにすむ希少な生き物を取り上げます。

森・川・海とその生き物

やんばる

本島北部/亜熱帯の森

本島北部に広がる森林地帯の呼び名で、固有の動植物が数多く暮らします。2021年に世界自然遺産の一部となり、国立公園にも指定されています。

出典:環境省 九州地方環境事務所「やんばる国立公園」

西表島のマングローブいりおもてじまのマングローブ

八重山/汽水域の森

島の川の河口には、海水と淡水が混じる場所に育つマングローブが広がります。根が複雑に張り、魚やカニなど多くの生き物のゆりかごになっています。

出典:環境省「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島 世界自然遺産」

イリオモテヤマネコ

西表島の固有種/特別天然記念物

西表島だけに生息する野生のネコで、1965年に存在が確認されました。国の特別天然記念物で、交通事故などから守る取り組みが続けられています。

出典:環境省「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島 世界自然遺産」

ヤンバルクイナ

やんばるの固有種/天然記念物

沖縄島北部の森だけにすむ鳥で、つばさは小さくほとんど飛べません。1981年に新種として記載され、国の天然記念物に指定されています。

出典:環境省 九州地方環境事務所「やんばる国立公園」

ジュゴン

沿岸の海/海草を食べる哺乳類

浅い海の海草を食べて暮らす大型の哺乳類で、人魚伝説のモデルともいわれます。沖縄は分布の北の縁にあたり、生息数はごくわずかとされています。

出典:沖縄県公式ホームページ

サンゴ礁の海サンゴしょうのうみ

周辺の海/生き物の宝庫

造礁サンゴが作る浅瀬は、色とりどりの魚が集う豊かな海です。沖縄美ら海水族館の「サンゴの海」水槽などでも、その世界の一端にふれられます。

出典:沖縄美ら海水族館 公式

ザトウクジラ

冬から春の海/繁殖の来遊

冬から春にかけて、繁殖や出産のために沖縄近海へやってきます。慶良間諸島の周辺はホエールウォッチングの好適地として知られています。

出典:沖縄観光コンベンションビューロー(おきなわ物語)

よくある質問

沖縄が世界自然遺産になったのはいつですか?

2021年に「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」として登録されました。沖縄県内では沖縄島北部(やんばる)と西表島が対象です。

ヤンバルクイナは飛べるのですか?

つばさが小さく、ほとんど飛べません。地上を歩いて暮らすため、道路を横切る際の事故が課題になっています。

イリオモテヤマネコはどこで見られますか?

西表島だけにすむ希少な動物で、観察は容易ではありません。夜行性で数も少ないため、生息地ではドライバーへの注意が呼びかけられています。

サンゴを守るために観光客ができることはありますか?

サンゴに触れたり踏んだりしないこと、日焼け止めの成分に配慮すること、ごみを持ち帰ることなどが挙げられます。小さな心がけが海を守ります。

出典・参考

※ 由来に諸説あるものは「諸説あり」として記載しています。読み・由来は公開情報にもとづきますが、最新の情報は各出典でご確認ください。

執筆: LoreMania編集部/出典検証: 各項目に明記

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