Q1. 名古屋名物として有名な、揚げた鶏の手羽を甘辛く味付けした料理は?
- もつ鍋
- ちゃんぽん
- 手羽先
- 明太子
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正解手羽先
手羽先唐揚げは、鶏の手羽先をからりと揚げて甘辛のたれを塗り、こしょうやごまを振って仕上げる名古屋めしの代表格。皮はパリッと、スパイスのきいた後味が特徴で、居酒屋の定番から専門チェーンの全国展開まで、名古屋の食文化の顔となっている。

本番の問題を、答え・解説・出典つきで振り返れます。先に答えを考えてから、正解を表示してください。
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まずは、名古屋の名刺代わりの10問から。金鯱を頂く城、三種の神器ゆかりの古社、おひつのうなぎに朝の喫茶店の習慣——歴史の舞台から「名古屋めし」まで、旅行ガイドの定番を一歩だけ踏み込んで尋ねます。10問すべて正解なら、名古屋案内はもう任せられる水準です。答えを開けば、解説と出典が「なぜそうなのか」まで確かめさせてくれます。
正解手羽先
手羽先唐揚げは、鶏の手羽先をからりと揚げて甘辛のたれを塗り、こしょうやごまを振って仕上げる名古屋めしの代表格。皮はパリッと、スパイスのきいた後味が特徴で、居酒屋の定番から専門チェーンの全国展開まで、名古屋の食文化の顔となっている。
正解ひつまぶし
ひつまぶしは、細かく刻んだうなぎの蒲焼をおひつのご飯にのせた名古屋名物。1杯目はそのまま、2杯目は薬味と、3杯目はだしやお茶をかけて、と食べ進むごとに味を変えて楽しむのが流儀。名の由来は「おひつ」と「まぶす」にちなむとされる。
正解堀川
堀川は、名古屋城の築城に合わせて開削された人工の川。熱田の湊から城下へ物資を運ぶ運河として名古屋の経済を支え、今も都心を南北に流れる「名古屋の母なる川」である。
出典:堀川の開削(名古屋市)
正解名古屋テレビ塔
名古屋テレビ塔は高さ180mの日本初の集約電波塔として建設され、設計は内藤多仲。その後のリニューアルを経て、タワー建築として全国で初めて国の重要文化財に指定された。現在は「中部電力 MIRAI TOWER」の名で親しまれる。
正解熱田神宮
熱田神宮は三種の神器の一つ・草薙神剣をご神体として祀る古社。日本武尊の妃・宮簀媛命が剣をこの地に祀ったのが創祀と伝わる。「熱田さん」と呼ばれて広く崇敬を集め、緑濃い境内の杜は都心の中のオアシスとして親しまれている。
正解名古屋城
名古屋城は、諸大名を動員した大規模な普請によって築かれ、尾張徳川家の居城となった歴史ある城。大天守を飾る金鯱は城と町のシンボルとして親しまれている。戦災で焼失した本丸御殿は史料に基づいて復元され、2018年(平成30)に全体が公開された。
正解モーニング
モーニングは、朝の時間帯に飲み物を頼むとトーストやゆで卵などが無料で付く喫茶店のサービス。名古屋を中心とした愛知の喫茶文化を象徴する習慣で、店ごとに競うように内容が充実し、小倉あんを添える店も多い。休日の朝を喫茶店で過ごす過ごし方も定着している。
正解名古屋鉄道
名鉄(名古屋鉄道)は愛知・岐阜に約444kmの路線網を持つ大手私鉄で、中部国際空港へのアクセス輸送も担う。名古屋の中心・名鉄名古屋駅を要に、犬山・岐阜・豊橋・空港方面へ路線が伸び、通勤・通学と観光の足として地域を支えている。
出典:会社概要(名古屋鉄道)
正解○(正しい)
ナナちゃん人形は1973年(昭和48)、名鉄百貨店セブン館の開店1周年を記念して置かれた身長6m10cmの巨大マネキン。季節やイベントごとに衣装が替わるのが名物で、半世紀にわたり名古屋駅前の待ち合わせの目印として愛されてきた。
正解○(正しい)
大須大道町人祭は、大須商店街一帯で毎年10月に開催される祭りで、日本各地から集まる大道芸人によるパフォーマンスやおいらん道中などで賑わう、名古屋を代表する秋の風物詩である。
ここからは、名古屋人でも即答をためらう15問。城下町をまるごと移した江戸初めの大事業、市章に隠れた尾張徳川家の印、名古屋弁の使いこなし——街の成り立ちとことば、産業、祭りへと視野を広げます。迷ったら、家康の築城から始まる名古屋400年の年表を思い浮かべると筋道が見えます。喫茶店で、地下鉄で、ふと目にしてきたものが答えにつながります。
正解徳川美術館
徳川美術館は1935年(昭和10)開館。家康の遺品を核に尾張徳川家へ伝わった大名道具1万件余りを収蔵し、国宝「源氏物語絵巻」をはじめ国宝9件・重要文化財59件を数える。大名文化をまとまった形で今に伝えるコレクションとして世界的に知られる。
正解あんかけスパ
あんかけスパは1960年代初めの名古屋で生まれたとされる。ゆで置きの太麺を油で炒め、こしょうのきいたとろみソースをかけるのが基本で、ソーセージと野菜をのせた「ミラカン」が定番メニュー。独特の辛みととろみが癖になると愛されている。
正解天むす
天むすは、車えびの天ぷらを小ぶりのおにぎりに包んだもの。発祥は三重県津市の天ぷら定食店「千寿」のまかない料理とされ、のれん分けで名古屋に伝わって広まった。いまでは名古屋めしの定番に数えられ、土産や差し入れの定番にもなっている。
正解那古野城
那古野城は今川氏が築き、織田信長の父・信秀が奪って居城とした城で、信長はここで幼少期を過ごしたとされる。廃城となったのち、その跡地一帯を選んで名古屋城が築かれた。名古屋の都心は、戦国の城の記憶の上に築かれている。
正解清洲越し
清須越は、名古屋城の築城に合わせて行われた、清須から名古屋への町ぐるみの移転。約6万人の住民と寺社およそ100、67の町がそっくり移り、碁盤割の城下町の基礎となった。「思いがけない名古屋ができて花の清須は野となろう」と俗謡にも歌われた。
正解名城線
名城線は日本の地下鉄で初めて環状運転を実現した路線。2004年(平成16)に全線がつながり、大曽根・栄・金山・名古屋大学などを結んで都心をぐるりと一周する。全長は約26.4kmで、環状運転を行う地下鉄は世界的にも数少ない。
正解名古屋港水族館
名古屋港水族館は1992年(平成4)開館。日本で数少ないシャチの飼育施設として知られ、イルカやベルーガ、ウミガメの繁殖研究でも実績を持つ。北館・南館に分かれた大規模な施設で、巨大プールで行われる公開トレーニングが人気を集める。
正解名古屋市科学館
名古屋市科学館のプラネタリウム「ブラザーアース」は内径35mのドームを持ち、2011年(平成23)に「世界最大のプラネタリウム」としてギネス世界記録に認定された。学芸員による生解説の投影が名物で、理工館・生命館の体験型展示とあわせて人気が高い。
正解ノリタケ
ノリタケの前身・日本陶器合名会社は1904年(明治37)、森村市左衛門らが名古屋の則武の地に設立し、この地名がブランド名の由来となった。日本初の高級洋食器を世に送り出したメーカーで、工場跡地は緑地「ノリタケの森」として公開されている。
正解郷土英傑行列
郷土英傑行列は名古屋まつりの呼び物で、郷土が生んだ織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の三英傑に扮した行列が、姫や武者たちとともに都心を練り歩く。天下統一を担った三人をまとめて主役に据える祭りは全国でも珍しく、毎年秋の名古屋を彩っている。
正解えらい
名古屋弁の「えらい」は、「えらい高い(とても高い)」のような強調にも、「今日はえらい(疲れた)」のように体調を表す意味にも使われる。標準語の「偉い」と同音のため誤解されやすい代表格で、強調形「どえらい」を縮めた「でら」も広く使われる。
正解トヨタ産業技術記念館
トヨタ産業技術記念館は1994年(平成6)、創業者・豊田佐吉ゆかりの豊田紡織本社工場跡(トヨタグループ発祥の地)にグループ各社が開いた博物館。繊維機械館と自動車館からなり、本物の機械の動態展示や実演で、ものづくり技術の変遷をたどることができる。
正解徳川園
徳川園は、尾張藩2代藩主・徳川光友が1695年(元禄8)に隠居所とした大曽根屋敷を起源とする池泉回遊式の日本庭園。戦災で大半を失った後、2004年(平成16)に日本庭園として再整備された。隣接する徳川美術館とあわせ、大名文化を体感できる一角となっている。
出典:徳川園について(徳川園)
正解コメダ珈琲店
コメダ珈琲店は1968年(昭和43)、名古屋市西区で創業した喫茶チェーン。ゆったりした席と長居を歓迎するもてなしで、名古屋の喫茶文化を全国に広めた。看板メニューの「シロノワール」は温かいデニッシュに冷たいソフトクリームをのせた名物で、1977年に登場した。
正解丸に八(まるはち)
「まるはち」は、丸の中に八の字を図案化した名古屋市の市章。尾張徳川家が用いた合印がもとになったとされ、1907年(明治40)に制定された。市バスや家庭ごみの集積所の看板、マンホールのふたなど、市内の暮らしのあちこちで日常的に目にすることができる。
仕上げは、名古屋通への関門となる15問。享保の世に名古屋を沸かせた殿様、本丸御殿を彩った絵師集団、御器所や杁中といった難読地名——本で言えば脚注にあたる知識を問います。読みの問題は声に出して、歴史の問いは戦国から現代へ続く年表に置き直すと道が開けます。ここを越えたら、本番の検定で最上位の称号に挑んでください。
正解徳川宗春
徳川宗春は尾張藩7代藩主。8代将軍吉宗が享保の改革で倹約を強いるなか、規制緩和と消費の奨励へと舵を切り、芝居小屋や祭りを認めて名古屋の町を活気づけた。幕府と対立して蟄居を命じられたが、その治世は芸どころ・商都名古屋の礎として語り継がれる。
正解狩野派
本丸御殿の障壁画は、狩野貞信や狩野探幽ら狩野派の絵師たちが部屋ごとに題材を替えて描いた。天井板絵700面を含む計1,047面が国の重要文化財。戦災前に取り外されて疎開していたため焼失を免れ、復元された御殿を彩る模写の原本となった。
正解桶狭間
桶狭間の戦い(1560年)は、織田信長が駿河の今川義元を少数の軍勢で破った合戦。古戦場は名古屋市緑区から豊明市にかけてと伝わり、緑区の桶狭間古戦場公園には両将の銅像や義元の墓碑が立つ。信長が天下へ躍り出る出発点となった一戦である。
正解ごきそ
御器所は「ごきそ」と読む昭和区の地名。熱田神宮の神領で、神事に使う土器(御器)を調進した土地であることに由来するというのが定説となっている。住居表示の際に一時「ごきしょ」の読みが与えられたが定着せず、のちに「ごきそ」へ戻された。
正解いりなか
杁中は「いりなか」と読む昭和区の地名。「杁」は用水の取水口(樋門)を表す尾張特有の国字で、ため池の杁がこの地にあったことにちなむとされる。地下鉄鶴舞線の駅名は、市営地下鉄で唯一ひらがなだけの表記となる「いりなか」を採用している。
正解有松・鳴海絞り
有松・鳴海絞りは、東海道の有松・鳴海地区で江戸時代初期から発展した木綿の絞り染め。街道土産の手ぬぐいや浴衣として人気を集め、歌川広重の浮世絵にも描かれた。技法は100種類を超えるとされ、1975年(昭和50)に愛知県で初めて国の伝統的工芸品に指定された。
出典:有松・鳴海絞(名古屋市)
正解加藤清正
清正石は本丸東二之門そばに残る城内最大の石垣石で、表面積は畳8枚分ほど、重さは約10トンと推定される。築城の名手・加藤清正が運んだとの伝承から名が付いたが、この区画の石垣工事を担当したのは黒田長政とされ、伝承の域を出ない。
正解久屋大通公園
久屋大通公園は、戦災復興の土地区画整理で生まれた幅約100mの久屋大通に沿う都心の公園。テレビ塔を軸に栄の北側を南北に貫き、水をたたえたオアシス21の「水の宇宙船」が浮かぶ。2020年(令和2)の再整備で、芝生広場と店舗が一体となった憩いの場に生まれ変わった。
正解白鳥庭園
白鳥庭園は約3.7haと名古屋市内最大級の規模を持つ池泉回遊式の日本庭園。御嶽山に見立てた築山から木曽川に見立てた渓流が、伊勢湾に見立てた池へ注ぐ「水の物語」を主題とする。池畔には数寄屋造りの茶室「清羽亭」が立ち、四季の茶会にも使われる。
正解豆味噌
どて煮は、豚もつや牛すじを豆味噌(八丁味噌など)とみりんでじっくり煮込んだ名古屋の味。鍋の縁に味噌を土手のように盛って煮たことが名の由来とされる。串カツを浸して食べるなど楽しみ方も幅広く、居酒屋や屋台の定番となっている。
正解さつまいも
鬼まんじゅうは、角切りのさつまいもを小麦粉と砂糖の生地に混ぜて蒸した東海地方の郷土菓子。ごつごつした見た目が鬼の角や金棒を思わせることが名の由来とされる。戦中・戦後の食糧難の時代に主食代わりとして広まり、今も和菓子店の定番となっている。
正解名港線
名港線は金山と名古屋港を結ぶ全長6.0kmの市営地下鉄路線で、正式には2号線の一部にあたる。多くの列車が金山から名城線の大曽根方面へ直通する。終点の名古屋港駅はガーデンふ頭の玄関口で、港の観光エリアへの足となっている。
正解宮重大根
宮重大根は、現在の清須市宮重地区を発祥とする尾張の在来大根で、「あいちの伝統野菜」の一つ。首の部分が緑がかる青首大根のルーツとされ、今日全国に流通する青首系品種の源流にあたる。甘みの強さが持ち味で、地元では保存栽培が続けられている。
正解桶狭間の戦い → 清洲越し → 名古屋テレビ塔完成 → 名城線の環状運転開始
桶狭間の戦いは1560年(永禄3)、清洲越しは1610年(慶長15)ごろ、名古屋テレビ塔の完成は1954年(昭和29)、名城線の環状運転開始は2004年(平成16)。戦国の合戦から城下町の建設、戦後復興、地下鉄網の完成へと、名古屋の歩みをたどる並びになっている。
出典:年表(名古屋城公式ウェブサイト)当タワーの歴史(中部電力 MIRAI TOWER)名古屋市営地下鉄名城線(Wikipedia)
正解1612年頃
名古屋城の天守は1612年(慶長17)ごろに完成した。加藤清正らが石垣を担った天下普請による築城で、史上最大級の延べ床面積を誇った大天守には金鯱が輝いた。天守は1945年(昭和20)の空襲で焼失し、1959年(昭和34)に鉄骨鉄筋コンクリート造で再建された。