飛騨高山のご当地グルメとは?飛騨牛・朴葉味噌・高山ラーメン

飛騨高山を訪ねる楽しみのひとつが、ご当地グルメです。ブランド牛「飛騨牛」から、山仕事の労働者が生んだ郷土料理「朴葉味噌」、醤油ベースの「高山ラーメン」、古い町並みに残る酒蔵まで、その背景を出典つきでたどります。
「飛騨牛」は岐阜県が誇るブランド牛で、飼養期間や肉質等級など、細かな認定基準が設けられています。
山仕事の労働者の知恵から生まれた「朴葉味噌」、地元で長く親しまれる「高山ラーメン」、さんまちに残る造り酒屋まで、飛騨高山の食文化は暮らしの歴史と結びついています。
飛騨牛 ― 岐阜県のブランド牛
飛騨牛(ひだぎゅう)ひだぎゅう
飛騨牛は、飛騨牛銘柄推進協議会が定める基準を満たした黒毛和種などの牛に付けられる、岐阜県のブランド牛です。単に岐阜県産の牛肉すべてを指すわけではなく、明確な認定基準をクリアしたものだけが「飛騨牛」と呼ばれます。
認定基準 ― 飼養期間と肉質等級
「飛騨牛」の認定基準には、登録農家が肥育した14か月以上の黒毛和種であること、岐阜県内での飼養期間が最も長いこと、肉質等級が3〜5であることが含まれます。産地名だけでなく、飼養・肥育と格付けの条件を満たした牛だけが対象です。
出典:飛騨牛
朴葉味噌と高山ラーメン ― 暮らしから生まれた郷土の味
朴葉味噌(ほおばみそ)ほおばみそ
朴葉味噌は、朴の木の大きな葉の上に自家製のこうじ味噌を乗せて焼く郷土料理です。山仕事の労働者が、朴の葉を皿代わりにして味噌を焼いたのが始まりとされ、いまも高山の特産品として親しまれています。
高山ラーメン(中華そば)たかやまらーめん
「高山ラーメン」とも呼ばれる高山の中華そばは、鶏ガラや魚介などでとった和風だしに醤油を合わせた、さっぱりとした醤油スープが特徴です。麺には、スープによく絡む細めの縮れ麺が一般的に使われ、地元で長く親しまれているご当地グルメです。
古い町並みに残る地酒巡り
古い町並みの造り酒屋
高山の古い町並みエリアには、複数の造り酒屋(酒蔵)が集まっています。歩いて回りながら試飲できる「地酒巡り」ができるのが特徴で、江戸時代創業の蔵も含め、それぞれ異なる歴史と味を持つ酒蔵が軒を連ねています。
よくある質問
飛騨牛の肉質等級は、どの範囲が対象ですか?
3〜5等級です。
朴葉味噌はどうやって食べるのが一般的ですか?
旅館や食堂では、朴葉の上に味噌とネギ・キノコなどの具を混ぜてのせ、卓上の小さな火であたためながら少しずつご飯にのせて食べる出し方がよく見られます。焼くと香ばしい香りが立つのも楽しみのひとつです。