横浜の難読地名 ── 弘明寺・能見台・上大岡をどう読む?

最終更新: 2026-06-21

弘明寺を描いた架空のドット絵風景

横浜の地図を眺めていると、「これ、なんて読むの?」という地名に出会います。古い寺社の名や歴史ある土地の名がそのまま残ったものも多く、読みには横浜の歩んできた時間が詰まっています。代表的な難読地名を見ていきましょう。

難読地名の多くは、駅名にもなっています。読みを覚えると、移動がぐっと楽になります。

ここでは、横浜でよく話題になる地名の読みと、ちょっとした由来を紹介します。

読めそうで読めない地名

弘明寺ぐみょうじ

南区/市内最古級の寺

「こうみょうじ」と読みたくなりますが、正しくは「ぐみょうじ」。市内でも古い歴史をもつ寺で、京急とブルーラインの駅名にもなっています。

出典:京浜急行電鉄「弘明寺駅」

能見台のうけんだい

金沢区/旧名は谷津坂

「のうみだい」ではなく「のうけんだい」。かつては谷津坂と呼ばれ、住宅地の開発にともなって現在の地名・駅名になりました。

出典:京浜急行電鉄「能見台駅」

上大岡かみおおおか

港南区/京急・地下鉄の主要駅

「お」が三つ続く「かみおおおか」が正解です。港南区の中心で、京急とブルーラインが乗り入れる大きな駅があります。

出典:京浜急行電鉄「上大岡駅」

保土ケ谷ほどがや

保土ケ谷区/東海道の宿場町

読みは「ほどがや」。表記の「ケ」は小さい「ヶ」ではなく大きい「ケ」を用いるのが正式です。東海道の宿場「保土ケ谷宿」として栄えました。

出典:横浜市保土ケ谷区「保土ケ谷宿の成り立ち」

金沢八景かなざわはっけい

金沢区/景勝の地

「かなざわはっけい」と読みます。歌川広重が浮世絵に描いた八つの景勝地にちなむ地名で、京急の駅名にもなっています。

出典:京浜急行電鉄「金沢八景駅」

よくある質問

「雑色(ぞうしき)」は横浜市の地名ですか?

いいえ。雑色は東京都大田区の地名・駅名で、横浜市内にはありません。横浜の地名と取り違えられることがあるので注意です。

難読地名を覚えるコツはありますか?

多くが駅名になっているので、路線図で読みごと覚えるのが近道です。寺社名や旧地名が由来のものは、その背景と結びつけると忘れにくくなります。

「保土ケ谷」はどんな町だったのですか?

旧東海道の宿場町「保土ケ谷宿」として栄えた町です。日本橋から数えて4番目の宿場で、難所の権太坂をひかえた旅人の要所でした。

難読地名はなぜ生まれたのですか?

古い寺社の名や、その土地の地形・歴史に由来する古地名がそのまま受け継がれたためと考えられています。

出典・参考

※ 由来に諸説あるものは「諸説あり」として記載しています。読み・由来は公開情報にもとづきますが、最新の情報は各出典でご確認ください。

執筆: LoreMania編集部/出典検証: 各項目に明記

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