北野異人館と旧居留地 ── 神戸開港が生んだ異国情緒
最終更新: 2026-06-25

1868年の開港後、神戸には世界各国の人と文化が流れ込みました。坂の上の異人館と、海辺の旧居留地に、その面影が今も色濃く残ります。
北野の高台に並ぶ洋館『異人館』と、海沿いの旧外国人居留地は、神戸の近代化を物語る双璧です。
ここでは代表的な建物や街区を、その役割や歴史とあわせて紹介します。
坂の上と海辺に残る開港の記憶
風見鶏の館(旧トーマス住宅)かざみどりのやかた
北野・国指定重要文化財
ドイツ人貿易商G.トーマスの邸宅で、北野で唯一のれんが外壁。屋根の風見鶏が神戸の象徴として親しまれる。
出典:神戸北野異人館街
萌黄の館(旧シャープ住宅)もえぎのやかた
北野・国指定重要文化財
淡い萌黄色の下見板が美しい洋館で、国の重要文化財。アメリカ総領事の邸宅として建てられた。
出典:神戸北野異人館街
北野の異人館
天然石の外壁が魚のうろこのように見えることから名づけられた洋館。神戸で最初に一般公開された異人館の一つとされる。
出典:神戸北野異人館街
旧居留地十五番館きゅうきょりゅうちじゅうごばんかん
中央区・国指定重要文化財
旧外国人居留地に現存する最古級の建物で、国の重要文化財。震災で全壊したが部材を生かして復元された。
出典:神戸市立博物館
元町の中華街
元町にある神戸の中華街で、横浜・長崎と並ぶ日本三大中華街の一つ。豚まんや点心の食べ歩きでにぎわう。
出典:南京町商店街振興組合
旧居留地きゅうきょりゅうち
中央区の整然とした街区
開港にともない設けられた外国人の居住・商業区で、整然とした街区に近代洋風建築が並ぶ。今はブランド街・オフィス街。
出典:神戸市立博物館
よくある質問
北野異人館街はいつ生まれたの?
神戸開港後の明治期、外国人が北野の高台に住宅を構えたのが始まりです。今は観光地として多くの館が公開されています。
旧居留地と異人館街はどう違うの?
旧居留地は外国人の居住・商業の公式区域、北野異人館街は主に住宅地として広がった地区、という違いがあります。
出典・参考
※ 由来に諸説あるものは「諸説あり」として記載しています。読み・由来は公開情報にもとづきますが、最新の情報は各出典でご確認ください。
執筆: LoreMania編集部/出典検証: 各項目に明記
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