「博多っ子」とは ― 博多と福岡、二つの町と呼び名

「博多っ子」と「福岡の人」は、同じようで少し違う。那珂川をはさんで、商人の町・博多と武士の町・福岡が向き合ってきました。
「博多っ子」は、博多で生まれ育った人を指す言葉。祭好きで気さく、と語られます。
鍵は、博多と福岡という二つの顔。町の成り立ちから、呼び名の背景をたどります。
「博多っ子」の意味
博多っ子(はかたっこ)はかたっこ
博多(とくに博多区あたり)で生まれ育った人を指します。祭を愛し、細かいことにこだわらず世話好き――そんな気質がよく語られます。
博多と福岡、二つの町
那珂川で分かれる
那珂川の東に広がる商人の町が「博多」、西に築かれた黒田氏の城下町が「福岡」。1889年に合併して福岡市となり、いまも川の東を博多、西を福岡と呼び分ける感覚が残ります。
博多商人の気風
表記のゆらぎ(博多っ子・博多っこ)
よくある質問
「博多っ子」と「福岡の人」は違うの?
重なりますが、ニュアンスが少し違います。「博多っ子」は商人の町・博多の気風を含んだ言い方で、市全体を指す「福岡の人」より土地の色が濃い言葉です。
博多と福岡はどこで分かれるの?
おおまかに那珂川を境に、東側を博多、西側を福岡と呼び分けます。もとは別々の町で、1889年に合併して福岡市になりました。