宮島・厳島神社入門 ── 海に浮かぶ社殿と弥山の祈り
最終更新: 2026-06-26

潮が満ちれば海に浮かび、引けば砂浜が現れる──。宮島の厳島神社は、自然の満ち引きそのものを舞台装置にした、世界でも稀な社です。
日本三景の一つに数えられる宮島(厳島)。その魅力を、社殿・大鳥居・背後の山へと順にたどります。
島全体が古くから神の島として敬われ、信仰と自然が分かちがたく結びついてきました。
海と山が織りなす聖地
厳島神社の社殿いつくしまじんじゃのしゃでん
世界文化遺産
潮の満ち引きする入り江に建つ朱塗りの社殿群。回廊で結ばれた寝殿造の構成が美しく、1996年に世界文化遺産へ登録された。
出典:厳島神社宮島観光協会
大鳥居おおとりい
海上の象徴
沖合に立つ高さ約16.6mの朱塗りの鳥居。主柱には自然木のクスノキが使われ、満潮時は海に浮かんで見える。現在の鳥居は明治期の再建。
出典:厳島神社
平清盛たいらのきよもり
造営の立役者
平安後期、平清盛が一門の繁栄を願い、現在みられる規模に社殿を造営したと伝わる。一門は国宝『平家納経』も奉納した。
出典:厳島神社宮島観光協会
島の霊峰
標高約535mの宮島の最高峰。ロープウエーで中腹まで登れ、山頂からは瀬戸内の多島美が広がる。空海ゆかりの伝説も残る。
出典:宮島観光協会
千畳閣と五重塔せんじょうかくとごじゅうのとう
丘の上の景観
豊臣秀吉ゆかりの大経堂『千畳閣』と、隣に立つ朱の五重塔。社殿を見下ろす丘に建ち、宮島らしい風景をつくる。
出典:宮島観光協会
宮島のシカみやじまのしか
島の住人
島内には野生のシカが暮らし、町なかでもよく見かける。神の使いとして古くから大切にされてきた。
出典:宮島観光協会
よくある質問
大鳥居の根元まで歩いて行ける?
潮が引く干潮の時間帯なら、砂浜を歩いて鳥居の近くまで行けます。満潮時は海に囲まれるため、訪問前に潮汐表の確認がおすすめです。
宮島へはどうやって渡るの?
本州側の宮島口からフェリーで約10分です。JRと松大汽船の2社が運航しています。
出典・参考
※ 由来に諸説あるものは「諸説あり」として記載しています。読み・由来は公開情報にもとづきますが、最新の情報は各出典でご確認ください。
執筆: LoreMania編集部/出典検証: 各項目に明記
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