Q1. 桓武天皇が平安京に都を移した(平安京遷都)のは西暦何年?
- 794年
- 1603年
- 1192年
- 710年
ヒント: 「鳴くよウグイス平安京」
正解を表示
正解794年
794年(延暦13年)、桓武天皇は長岡京から平安京へ都を移した。以後、東京へ都の機能が移るまで千年余り、京都は日本の都であり続けた。選択肢の710年は平城京遷都、1192年は鎌倉幕府、1603年は江戸幕府開府に結びつく年である。

本番の問題を、答え・解説・出典つきで振り返れます。先に答えを考えてから、正解を表示してください。
収録しているのは出題プールの一部です。本番の検定では、ここに載っていない問題も出題されます。
千年の都のことを、どこまで正確に言えるでしょうか。最初の10問は、金閣や清水寺、嵐山、祇園祭といった京都の定番から出題します。誰もが名前を知る場所ばかりですが、問われているのは「なんとなく」の一歩先。旅の記憶や教科書の知識を、ここで一度たしかめてください。答えを開けば、解説と出典が由来まで案内します。
ヒント: 「鳴くよウグイス平安京」
正解794年
794年(延暦13年)、桓武天皇は長岡京から平安京へ都を移した。以後、東京へ都の機能が移るまで千年余り、京都は日本の都であり続けた。選択肢の710年は平城京遷都、1192年は鎌倉幕府、1603年は江戸幕府開府に結びつく年である。
正解○(正しい)
清水寺は、1994年に登録された世界遺産「古都京都の文化財」の構成資産17件の一つ。資産は京都市・宇治市だけでなく大津市(延暦寺)にも及び、寺院・神社に二条城を加えた顔ぶれで、平安から江戸までの都の歴史を映している。
ヒント: 全国の稲荷神社の総本宮
正解伏見稲荷大社
伏見稲荷大社は、全国に約3万社あるといわれる稲荷神社の総本宮。商売繁盛・五穀豊穣の神として信仰を集め、稲荷山の参道に朱の鳥居が連なる「千本鳥居」は、祈りと感謝のしるしに奉納された鳥居が積み重なってできたものである。
ヒント: 月が渡るように見える橋
正解渡月橋
渡月橋は嵐山を代表する名所で、このあたりで大堰川とも呼ばれる桂川に架かる。名は鎌倉時代の亀山上皇が「くまなき月の渡るに似る」と詠んだことに由来すると伝わる。上流の保津峡から続く流れと嵐山の山容を背に、四季を通じて京都屈指の景観をつくる。
正解7月
祇園祭は八坂神社の祭礼で、平安時代に疫病退散を祈った御霊会を起源とすると伝わる。7月1日から31日まで1か月にわたって行事が続き、17日の前祭・24日の後祭に行われる山鉾巡行が最大の見どころ。巡行前夜に提灯が灯る夜も夏の京都の風物詩である。
出典:八坂神社 公式「祇園祭」
正解上品で明るく華やかな様子
「はんなり」は『華あり』を語源とする説が有力な京言葉で、上品さと明るさ・華やかさを兼ね備えた様子を表す。京都・大阪を中心に今も使われる。
正解祇園
八坂神社の門前町として栄えた一帯が花街「祇園」で、格子戸のお茶屋が並ぶ街並みは京情緒の代名詞である。祇園のほかにも、京都には古くから続く花街がいくつか受け継がれている。
正解大
五山送り火は8月16日の夜、お盆の精霊を送る行事。東山如意ヶ嶽(大文字山)の「大」が最もよく知られ、松ケ崎の「妙・法」、船形、左大文字、鳥居形と続いて京の夜空に浮かぶ。起源には諸説あり、江戸時代には定着していたと伝わる。
正解金箔
金閣は足利義満が営んだ北山殿に始まる鹿苑寺の舎利殿で、三層の楼閣のうち上層と中層が金箔で覆われる。1950年の火災で焼失し、昭和30年(1955年)に再建された。層ごとに寝殿造・武家造・禅宗様と建築様式が異なる点も見どころである。
正解京都市
任天堂は明治22年(1889年)に京都で花札の製造から始まった企業で、現在も京都市南区に本社を置く。トランプ、玩具、そして家庭用ゲーム機へと事業を広げ、「マリオ」「ゼルダの伝説」などを世界に送り出した京都発のグローバル企業である。
出典:任天堂株式会社 会社概要
続く15問は、観光パンフレットの一歩奥へ。三大祭それぞれの日取りや主催社、西陣という地名を生んだ戦乱、将軍が政権を返上した城。歴史の問いには元号や年代の手がかりを添えています。答えに迷ったときには、その出来事の前後で京都の街がどう変わったかを想像してみてください。漬物や京野菜など、台所の京都も忘れずに。
ヒント: 平安遷都1100年を機に創建
正解平安神宮
時代祭は、平安遷都1100年を記念して創建された平安神宮の祭礼で、京都三大祭の一つ。毎年10月22日ごろ、明治維新から平安時代まで時代をさかのぼる装束の行列が、京都御所から平安神宮まで市中を練り歩く。
正解葵祭
葵祭(賀茂祭)は上賀茂・下鴨両社の例祭で、毎年5月15日に行われる京都三大祭の一つ。平安装束の行列が御所から下鴨神社を経て上賀茂神社へ向かう「路頭の儀」で知られ、王朝の祭の姿を今に伝える。京都三大祭の残る一つ、時代祭は10月に催される。
ヒント: 梅と牛、受験の神様
正解北野天満宮
北野天満宮は菅原道真を祀り、天暦元年(947年)創建と伝わる天神信仰発祥の社。全国約1万2千社の天満宮・天神社の総本社の一つとされる(九州の太宰府天満宮も総本宮を称する)。道真ゆかりの梅の名所でもあり、学問の神として受験生の信仰を集める。
ヒント: 抹茶・10円玉の建物
正解宇治市
宇治市は宇治茶の産地として全国に知られる京都府南部の市。鎌倉時代に茶が植えられて以来、日本の茶文化の中心地の一つであり続けた。市内には世界遺産「古都京都の文化財」の構成資産である平等院と宇治上神社があり、茶と歴史遺産をあわせ持つ。
正解乗った区間に関わらず運賃が変わらない均一運賃
京都市バスは多くの系統(均一区間)で、乗車区間の長さに関わらず運賃が変わらない均一運賃を採用している。均一区間の外側(調整区間)では区間に応じて運賃が変わる。
ヒント: 二の丸御殿の大広間
正解二条城
慶応3年(1867年)10月、徳川慶喜は二条城二の丸御殿に諸藩の重臣を集め、政権を朝廷に返す大政奉還の意思を表明した。二条城は徳川家康が築いた城であり、幕府の始まりと終わりの両方の舞台となった。世界遺産「古都京都の文化財」の構成資産。
ヒント: 哲学者・西田幾多郎が散策
正解哲学の道
哲学の道は、琵琶湖疏水の分線沿いに若王子橋から銀閣寺橋まで約1.5km続く散策路。哲学者・西田幾多郎らが思索にふけりながら歩いたことにちなんで名付けられた。疏水沿いの桜並木で知られ、春は京都でも屈指の花の道になる。
正解南座
南座は、江戸初期に四条河原で公許された芝居小屋の流れをくむ日本最古級の歴史を持つ劇場。四条大橋東詰に立つ現在の建物は昭和4年(1929年)築で、登録有形文化財。師走の「顔見世興行」は、まねき看板とともに京都の年末の風物詩である。
出典:南座|松竹 公式サイト
正解千枚漬
千枚漬は、京の伝統野菜・聖護院かぶらをかんな状の刃で紙のように薄く削り、昆布などとともに漬け込む京都の冬の漬物。聖護院かぶらは日本最大級の丸かぶで、左京区聖護院の地で栽培が始まったと伝わる。すぐき・しば漬と並ぶ「京の三大漬物」の一つ。
正解天龍寺
天龍寺は暦応2年(1339年)、足利尊氏が後醍醐天皇の菩提を弔うため、夢窓疎石を開山に迎えて創建した臨済宗の寺。疎石作庭の曹源池庭園は嵐山などを借景とする池泉回遊式庭園で、国の史跡・特別名勝に指定されている。世界遺産の構成資産でもある。
正解仁和寺
仁和寺は仁和4年(888年)に宇多天皇が完成させ、退位後に自ら住した門跡寺院で、「旧御室御所」と呼ばれる。背が低く遅咲きの御室桜は江戸時代から庶民に親しまれ、名勝に指定されている。世界遺産「古都京都の文化財」の構成資産。
正解醍醐寺
醍醐寺は平安時代初期に聖宝が開いたと伝わる真言宗醍醐派の総本山で、国宝の五重塔は平安時代の建立。慶長3年(1598年)春には、豊臣秀吉が晩年の一大行事「醍醐の花見」を催した。世界遺産「古都京都の文化財」の構成資産である。
正解錦市場/新京極商店街
錦市場・新京極商店街は、いずれも京都市内にあるアーケード付きの商店街。錦市場は食材、新京極は映画館や飲食店が並ぶ繁華街として知られる。アメ横は東京・上野、黒門市場は大阪の市場であり、京都市内にはない。
出典:京都市
正解宵山
宵山は、山鉾巡行前夜に各山鉾町で駒形提灯が灯り、祇園囃子が響く祇園祭最大の賑わいを見せる宵。浴衣姿の人々が山鉾町を練り歩き、旧家が屏風などの家宝を通りに面して公開する「屏風祭」も、この宵の楽しみの一つである。
出典:八坂神社 公式「祇園祭」
最後の15問は、脚注や欄外に潜む京都。御苑を預かる役所、くじを引かない鉾、五山に火が入る順序——知っていれば思わず誰かに話したくなる細部を選びました。形式も並べ替えや複数選択が交じり、単純な暗記では通れません。土地勘と年表を頭の中で重ねながら挑んでください。全問を開き終えるころには、京都の解像度が一段上がっているはずです。
正解平安京遷都 → 金閣(鹿苑寺)の造営 → 応仁の乱 → 大政奉還
古い順に、平安京遷都(794年)→金閣の造営(1397年ごろ、足利義満の北山殿)→応仁の乱(1467〜77年)→大政奉還(1867年)。都の誕生から室町の栄華、街を焼いた戦乱、そして幕末まで、京都の歩みを画する出来事が並ぶ。
出典:京都観光Naviぷらす「平安京は『たいらのみやこ』? 成り立ちと歴史をおさらいしよう!」京都市 世界遺産「古都京都の文化財(京都市、宇治市、大津市)」
ヒント: 最初は東山「大」
正解大文字 → 妙・法 → 船形 → 左大文字
点火は例年8月16日の夜、大文字→妙・法→船形→左大文字→鳥居形の順(本問では鳥居形を省略)。2014年からは5分間隔に整理され、1時間足らずのうちに五山の送り火が京の夜空へ次々と浮かび上がる。お盆の精霊を送る夏の行事である。
正解水無月
水無月は、ういろう生地に小豆をのせて三角形に切った京都の和菓子。6月30日の夏越の祓に、半年の穢れを祓い残る半年の無病息災を祈って食べる習わしがある。三角形は宮中に献上された氷室の氷を、小豆は魔除けを表すとされる。
ヒント: 御所の築地内は別の役所
正解環境省
京都御苑は京都御所を囲む約65haの国民公園で、環境省が管理し、市民に開放されている。苑内の御所・仙洞御所は宮内庁、京都迎賓館は内閣府の管理。江戸時代までは公家屋敷が立ち並んだ一帯で、東京奠都ののちに公園として整備された。
ヒント: 上流では別名で呼ばれる
正解桂川(大堰川・保津川)
嵐山を流れる川は桂川で、渡月橋が架かる。上流の亀岡側では保津川、嵐山付近では古くから大堰川(おおいがわ)とも呼ばれるが、いずれも同じ川の呼び名である。保津峡の川下りやトロッコ列車とひと続きで、嵐山の景観をつくってきた。
正解約24m
平安神宮の大鳥居は高さ約24m・幅約18mの鉄筋コンクリート造で、昭和天皇の大礼を記念して昭和4年(1929年)に竣工した。神宮道をまたいで岡崎の文化ゾーンを象徴する存在であり、国の登録有形文化財に登録されている。
正解長刀鉾
長刀鉾は、山鉾巡行の順番を決めるくじ引きに加わらない「くじ取らず」の鉾で、毎年必ず先頭を行く。鉾先に疫病邪悪を払うとされる長刀を掲げることが名の由来。現在も生身の稚児が乗る唯一の鉾で、稚児の注連縄切りが巡行の幕を開ける。
正解向月台
銀閣寺の庭で円錐台の形に盛り上げられた白砂が向月台、波紋を描いて広がる砂敷が銀沙灘。月を愛でるための仕掛けとも伝わるが、現在の形に整えられたのは江戸後期とされる。白砂が月光を反射して観音殿(銀閣)を照らすという説もある。
正解京福電気鉄道
嵐電(らんでん)は、京福電気鉄道が運行する嵐山本線(四条大宮〜嵐山)と北野線(北野白梅町〜帷子ノ辻)の愛称。嵐山本線には道路上を走る併用軌道の区間があり、京都市内に残る路面電車の風景として親しまれている。
正解祇園甲部
都をどりは明治5年(1872年)、京都博覧会の余興として始まった祇園甲部の春の舞踊公演で、「ヨーイヤサー」の掛け声で知られる。五花街はそれぞれ公演を持ち、先斗町は鴨川をどり、上七軒は北野をどり、宮川町は京おどりを催す。
正解千枚漬/すぐき/しば漬
京の三大漬物は千枚漬・すぐき・しば漬。千枚漬は聖護院かぶら、すぐきは上賀茂のすぐき菜を乳酸発酵させた酸味の漬物、しば漬は大原の赤じそときゅうりやなすを漬け込んだもので、いずれも京の伝統野菜と結びつく。守口漬は愛知・岐阜の名産。
正解京セラ/島津製作所/村田製作所
京セラ(伏見区)はファインセラミックスから発展した電子部品メーカー、島津製作所(中京区)は計測・医療機器などの精密機器メーカー、村田製作所(長岡京市)は積層セラミックコンデンサで世界的シェアを持つ。任天堂は花札に始まるゲーム・玩具の会社である。
正解上賀茂神社/下鴨神社/宇治上神社
上賀茂神社(賀茂別雷神社)、下鴨神社(賀茂御祖神社)、宇治の宇治上神社が「古都京都の文化財」の構成資産。17件の構成資産のうち神社はこの3社のみで、宇治上神社の本殿は現存最古級の神社建築と伝わる。春日大社は奈良の世界遺産の構成資産である。
正解1994年
「古都京都の文化財」は1994年(平成6年)12月に世界文化遺産へ登録された。平安遷都からちょうど1200年の節目にあたる年で、清水寺や金閣寺、二条城など京都市・宇治市・大津市の17資産で構成される。
正解東寺の五重塔 → 醍醐寺の五重塔 → 平安神宮の大鳥居
東寺五重塔(約55m)>醍醐寺五重塔(約38m)>平安神宮大鳥居(約24m)。東寺の塔は現存する木造塔として日本一の高さを誇り、現在の塔は徳川家光の寄進による5代目。落雷などで4度焼失しながら、そのたびに再建されてきた。
出典:東寺 公式「五重塔」