熊本市の呼び名と地名の由来

熊本市を知る入口として、「熊本」という地名の由来と「森の都」に代表される呼び名の背景を、史実と出典に沿って整理する。出典に示された事実と、地域で語られる背景を分けて読めるように構成します。
熊本市を知る入口として、「熊本」という地名の由来と「森の都」に代表される呼び名の背景を、史実と出典に沿って整理する。出典に示された事実と、地域で語られる背景を分けて読めるように構成します。
「隈本」から「熊本」への改称や「森の都」都市宣言など、呼び名にまつわる固有名詞を用語集と検定で確認します。
熊本市の用語索引:熊本城、江津湖、水前寺成趣園、熊本市電、辛子蓮根、だご汁、いきなり団子、太平燕、地下水保全都市宣言、ジェーンズ邸、長塀、宇土櫓、白川、坪井川、古今伝授の間、出水神社、鼻ぐり井手、渡鹿用水、川尻地区、マイタイムライン、緑のじゅうたん、水前寺江津湖湧水群、国指定文化財、藤崎八旛宮例大祭、景観行政、日本水大賞、名水百選、熊本地震、市民参加、硝酸性窒素
熊本市の呼び名と地名の由来
地名はもと「隈本」と表記され、加藤清正が新しい城を完成させた1607年に「熊本」へ改められたと伝わります。「森の都」は1972年の都市宣言で公式の呼び名になりました。
熊本くまもと
熊本の地名はもともと「隈本」と表記されていましたが、加藤清正が新しい城を完成させた慶長12年(1607年)に「熊本」へ改められたと伝えられています。この改称が現在の地名表記の起点になっています。
出典:熊本城の歴史
森の都もりのみやこ
「森の都」は熊本市の呼び名で、昭和47年(1972年)10月2日に熊本市議会が「森の都」都市宣言に関する決議を採択したことで公式の呼び名になりました。緑と水の保全・回復に努める誓いが込められています。
出典:熊本市のプロフィール
熊本市章くまもとししょう
熊本市章はひらがなの「く」を図案化したもので、昭和44年(1969年)8月1日に制定されました。人の和を尊び躍進する熊本市の姿を円形で表し、太い円で未来への発展を示しています。
出典:熊本市のプロフィール
よくある質問
なぜ「隈本」から「熊本」へ字を変えたのですか?
「隈」にはこざとへんが含まれ「畏れる・かしこまる」という意味合いも連想させるため、武将の居城の名としてふさわしくないと加藤清正が考え、より勇壮な「熊」の字を選んだと伝えられています。史実というより地元で語り継がれてきた由来説で、公式記録に明記された動機ではない点には注意してください。
「森の都」という呼び名は誰が言い出したのですか?
都市宣言より前、旧制第五高等学校(現・熊本大学)に赴任した夏目漱石が、京町台から見下ろした熊本の街並みを見て「森の都だな」と評したと伝えられ、昭和5年(1930年)制定の熊本市歌の歌詞にも歌い込まれています。1972年の都市宣言は、こうして親しまれてきた呼び名を市の方針として明文化したものです。