Q1.天草諸島の中心をなす、天草市を構成する二つの大きな島は?
- 種子島・屋久島
- 江田島・宮島
- 小豆島・直島
- 天草上島・天草下島
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正解天草上島・天草下島
天草市は天草上島・天草下島の二島を中心に、大小120余りの島々からなる海の自治体である。上島と下島、そして九州本土との間は天草五橋で結ばれ、下島側には天草エアラインの拠点となる天草空港もある。島々の多くは無人島で、人が住むのは上島・下島などの有人島に限られる。
出典:天草とは

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最終更新: 2026-09-21
橋を渡って、まず10の島の顔を知るところから始めましょう。天草上島と天草下島を結ぶ天草五橋、車えび養殖が始まった海、日本三大ちゃんぽんに数えられる天草ちゃんぽん、通詞島沖に定住するイルカ、﨑津集落の世界文化遺産——観光案内にも必ず出てくる話題を、一歩だけ踏み込んで問います。10問すべて正解なら、島を訪れる誰かの案内役を任せられる水準です。答えを開けば、解説と出典で背景まで確かめられます。
正解天草上島・天草下島
天草市は天草上島・天草下島の二島を中心に、大小120余りの島々からなる海の自治体である。上島と下島、そして九州本土との間は天草五橋で結ばれ、下島側には天草エアラインの拠点となる天草空港もある。島々の多くは無人島で、人が住むのは上島・下島などの有人島に限られる。
出典:天草とは
正解天草五橋
天草五橋は、九州本土の三角と天草上島を結ぶ天門橋・大矢野橋・中の橋・前島橋・松島橋の五つの橋の総称で、1966年に開通した。かつて真珠養殖が盛んだったことから「天草パールライン」の愛称でも呼ばれる。開通前は本土と天草の往来は船に頼るしかなかった。
正解みぞか号
天草エアラインの機体は「みぞか号」と名付けられている。2000年3月23日に天草〜福岡間で運航を開始し、その後、機体はATR42-600型に更新され「新みぞか号」となった。「みぞか」は天草弁で「かわいい」を意味する。就航当初の福岡便は1日3往復、所要35分で運航された。
出典:会社案内
正解天草ちゃんぽん
天草ちゃんぽんは長崎ちゃんぽん、小浜ちゃんぽんと並ぶ日本三大ちゃんぽんの一つ。スープはブランド地鶏・天草大王の鶏ガラだしが特徴で、地元では家庭料理としても親しまれるソウルフードである。麺との相性の良さも人気の理由とされる。
正解天草晩柑
天草晩柑(河内晩柑)は天草の夏を代表する柑橘。1935年に熊本市河内町で偶然見つかった文旦の自然交雑種で、地域ごとに美生柑や愛南ゴールドなど呼び名が異なり、天草では温暖な気候を活かして栽培される。酸味と甘みのバランスがよく、初夏の贈答品としても人気がある。
出典:田尻農園
正解銀天街
本渡中央商店街は「銀天街」と呼ばれ、天草島内で唯一の全天候型アーケード商店街である。アーケードは1970年代に完成し、天草市の中心市街地である本渡の商業とにぎわいを支えてきた。県内でも数少ない全天候型のアーケードとして知られる。
出典:本渡中央商店街
正解牛深ハイヤ祭り
牛深ハイヤ祭りは毎年4月に牛深港一帯で開催される祭りで、船乗りをもてなす酒宴で歌われたハイヤ節を起源とする。全国のハイヤ系民謡・おけさ系民謡のルーツとしても知られ、長い歴史を持つ地域の一大行事である。祭りの期間中は踊り連が港町を練り歩き、にぎわいを見せる。
正解9割以上
天草のイルカウォッチングは一年を通して出航でき、遭遇率は9割以上とされる。通詞島周辺の海域には約200頭の野生のミナミハンドウイルカが定住しており、船で間近に観察できる数少ない海域として知られる。遭遇率の高さは天草観光の目玉ともなっている。
正解長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産
﨑津集落は「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産として世界文化遺産に登録されている。集落は禁教期を生きた漁村の暮らしと信仰の記憶を今に伝える景観として評価され、集落内の教会も今なお現役の礼拝の場として使われ続けている。
正解かわいい
天草弁の「みぞか」は「かわいい」を意味する言葉である。地区によって語尾表現が異なるなど、天草弁には5万語を超える語彙があるといわれる。同様の語尾変化を持つ語は天草弁に他にも数多く見られる。
出典:天草エアライン
続く15問は、天草で生まれ育った人でも即答をためらう領域に入ります。天草五橋の1号橋の名前、天草エアラインが運航を始めた正確な日付、﨑津名物「杉ようかん」に伝わる由来——「聞いたことはあるが、正確には言えない」話題が中心です。歴史や地理の問いには年号や地名の手がかりを添えました。迷ったら、島と橋、港と空路のつながりを地図に描き直すと、筋道が見えてきます。
正解県内最大
天草市は面積約683平方キロメートルで熊本県内最大の自治体である。2006年に2市8町が合併して誕生した市で、合併前の10市町の面積をそのまま引き継いだ広さである。離島の自治体としても全国的に大きな存在感を持つまちとして知られる。
正解2市8町の合併
天草市は2006年3月27日、本渡市・牛深市など2市8町の合併により誕生した。合計10の自治体が一つになった結果、面積は県内最大の約683平方キロメートルとなり、人口も県内で3番目に多い。本渡地区は現在も天草市役所が置かれる中心市街地である。
出典:天草市
正解天門橋
天草五橋の1号橋は「天門橋」と名付けられている。九州本土の三角側から最初に渡る橋で、1966年の開通当初から天草の玄関口として親しまれ、真珠養殖にちなむ「天草パールライン」の起点にもなっている。橋の下には真珠養殖のいかだが浮かぶ穏やかな海が広がる。
出典:天草五橋
正解真珠の養殖が盛んだったこと
天草五橋が「天草パールライン」と呼ばれるのは、明治時代から天草の海でリアス式海岸を活かした真珠養殖が盛んだったことにちなむ。現在は養殖業者が減ったものの、橋の愛称にその歴史が今も残っている。現在も一部の漁業者が真珠養殖を続けている。
出典:天草五橋
正解口之津港
島鉄フェリーは天草市五和町の鬼池港と、長崎県南島原市の口之津港を約30分で結ぶ。天草と島原半島を陸路より短時間で往来できる航路として、観光客や地域住民の生活航路として利用されている。フェリーは車両も乗せられ、観光客の周遊にも利用される。
出典:航路・乗り場案内
正解琉球王の使節団
﨑津名物「杉ようかん」は、﨑津に漂着した琉球王の使節団が、救助してくれた住民への礼として製法を伝えたのが起源とされる。杉の板に流し込んで作ることからその名がついた、天草の郷土菓子である。現在も﨑津の土産物店などで購入できる郷土菓子である。
出典:杉ようかん
正解昭和初期
天草大王は昭和初期に一度絶滅したとされる天草地方の地鶏で、平成4年(1992年)に熊本県が復元に着手した。地鶏としては飼育期間が長く、うまみの強さで知られる大型の品種である。現在は天草地方の飲食店や土産物として提供されている。
正解図書館・保健センター・公民館
天草市複合施設「ここらす」は図書館・保健センター・公民館の機能を統合した施設で、天草産材を活かした木造屋根が特徴。中央図書館は2階に入居し、延べ床面積は約5,452平方メートルにおよぶ。地域の交流拠点としての役割も期待されている。
出典:天草市複合施設ここらす
正解牛深港に寄港した船乗りをもてなす酒宴
ハイヤ節はもともと、牛深港に寄港した船乗りをもてなす酒宴の席で歌われた唄である。江戸時代に全国へ広まり、おけさ節や甚句など各地に残るハイヤ系民謡の元祖ともされる、牛深発祥の民謡である。現在は牛深ハイヤ祭りの中心的な演目として披露される。
出典:牛深ハイヤ祭り保存会
正解年4回
天草四郎陣中旗は1964年に指定された国指定重要文化財で、天草キリシタン館で3・5・8・11月の1〜7日、年4回だけ実物が公開される非常に貴重な資料である。公開日以外は写真や資料での紹介にとどまる。
正解南蛮文化
天草弁は長崎や南蛮文化の影響を受け、様々な言葉が混じり合っているとされる方言で、古語や京都方言に通じる語彙も見られる。地区によって語尾が異なるなど、語彙数は5万語を超えるといわれる。そのため天草弁は九州の中でも独自の響きを持つとされる。
出典:天草方言と【京都方言】
正解黒毛和牛やあこや真珠
天草市のふるさと納税では黒毛和牛の天草黒牛やあこや真珠、地鶏の天草大王などが人気の返礼品となっている。いずれも天草の海と大地が育んだ特産品で、地域の一次産業を支える役割も担っている。返礼品の人気は天草の知名度向上にもつながっている。
正解約200m
御所浦島にある「白亜紀の壁」は高さ約200mの露頭で、白亜紀の地層がそのままむき出しになっている。この島では恐竜化石も発見されており、地層の観察や化石採集体験の舞台としても知られる。壁の下からは化石採集体験ツアーも催行されている。
正解2018年
﨑津集落は2018年、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産として世界文化遺産に登録された。集落内の﨑津教会も含めて評価され、禁教期を生きた漁村の暮らしと信仰の記憶を伝える。登録を機に集落内の景観保全や案内整備が進められた。
正解畳敷きである
﨑津教会は国内でも珍しく、内部が畳敷きになっている教会である。漁村の暮らしに寄り添うように、祭壇前の畳に正座して祈りを捧げる独特の礼拝空間となっている。畳敷きという特徴が、訪れる人に落ち着いた空気を感じさせる。
最後の15問は、天草通を名乗る前に越えるべき関門です。島原・天草一揆後に天草代官が進めた統治の中身、有田焼を支える陶石の産地としての天草、御所浦島に眠る白亜紀の地層——本で言えば脚注にあたる知識を問います。並べ替えや複数選択の形式も交じるため、断片の知識を年表と地図の上でつなぎ直す力が試されます。ここを越えれば、本番の検定でも上位の称号に手が届くはずです。
正解1641年
鈴木重成は島原・天草一揆鎮圧後の1641年、天草代官として着任した。実際の生産力を調べて石高を実態に合わせて引き下げ、西国大名へ移民を要請するなど、一揆で荒廃した天草の復興に取り組んだ人物である。この改革が、後の天草復興の礎になったとされる。
出典:鈴木重成
正解9割以上
有田焼の原料の9割以上には天草産の陶石が使われている。天草陶石は鉄分が少なく白色度が高いため、有田や波佐見など各地の窯業を支える原料として全国的に高く評価され、今も採掘が続けられている。そのため有田は天草なしには成り立たない窯業地ともいえる。
出典:原料
正解鉄川与助
﨑津教会を設計したのは、教会建築で知られる鉄川与助である。長崎県出身の大工出身の建築家で、生涯に30を数える教会建築を手がけたとされ、天草・長崎地方に残るキリシタン関連遺産の景観を今に伝えている。同じく鉄川与助が手がけた教会は九州各地に点在している。
正解2016年
天草エアラインの機体は2016年、初代の「みぞか号」からATR42-600型の「新みぞか号」に更新された。左右の主翼のエンジンには「はるちゃん」「かいくん」という愛称がつけられ、機体そのものと合わせ親しまれている。初代みぞか号はボンバルディア製DHC-8-Q100型で、39席を有していた。
正解フェリーあまくさII
島鉄フェリーは「フェリーくちのつ」と「フェリーあまくさII」の2隻で運航されている。鬼池港と口之津港を約30分で結び、天草と島原半島を結ぶ生活航路として、観光客と地域住民の双方に利用されている。いずれの船も車両甲板を備え、車ごと乗船できる。
出典:時刻表・運賃
正解約7kg
天草大王の雄は最大で背丈90cm・体重約7kgに達する、地鶏としては大型の品種である。飼育100日ほどで平均体重は約4kgとなり、昭和初期に一度絶滅した後、平成4年から復元が進められてきた歴史を持つ。地鶏の中でも飼育期間が長く、うまみが強いとされる。
出典:天草大王
正解だご汁の影響を受けたもちもちの太麺
天草ちゃんぽんの麺には、郷土料理「だご汁」の影響を受けたもちもちの太麺が使われる。スープはブランド地鶏・天草大王の鶏ガラだしが特徴で、長崎ちゃんぽん・小浜ちゃんぽんと並ぶ日本三大ちゃんぽんの一つとされる。麺とスープの相性の良さが最大の特徴とされる。
正解約9800万年前
御所浦のトリゴニア砂岩化石採集場では、約9800万年前、白亜紀中頃の地層から化石が見つかる。御所浦島には高さ約200mの「白亜紀の壁」という露頭もあり、恐竜化石も発見される化石の島として知られる。採集した化石はその場で観察できるガイド付き体験もある。
出典:御所浦化石採集体験
正解中央新町(本渡)
天草宝島国際交流会館ポルトは天草市中央新町、本渡地区にあり、多目的ホールや研修室、交流ホールなどを備える施設である。天草の中心市街地に位置し、国際交流や地域のイベントの拠点として利用されている。館内では国際交流イベントや会議なども開催されている。
正解子育て加算やテレワーク加算
天草市の定住促進奨励金は、天草宝島商品券として交付される基本額に加え、子育て加算やテレワーク加算、本渡都市計画区域外への転入者向けの地域加算など、複数の加算制度が用意されている移住支援策である。加算の内容は移住者の世帯構成によって異なる。
出典:支援制度
正解第53回
2025年度に開催された牛深ハイヤ祭りは第53回を数える。船乗りをもてなす酒宴で歌われたハイヤ節を起源とし、江戸時代に全国へ広まっておけさ節など各地のハイヤ系民謡のルーツになったとされる祭りである。初開催からの歴史は半世紀を超え、地域の一大行事となっている。
正解みぞらしか
天草弁の「みぞか」は「かわいい」を意味し、もとは「みぞらしか」という言葉がなまって生まれたとされる。天草エアラインの機体名にも採用されるなど、天草を象徴する方言として広く親しまれている言葉である。似た音の変化は九州各地の方言にも見られるとされる。
出典:天草方言集
正解北海道産飼料のみで育てること
天草黒牛と呼ばれるには、天草生まれ・天草育ちであること、天草産飼料が主体であること、肉質等級3以上であることが条件とされる。管理主体は天草畜産農業協同組合で、北海道産飼料のみで育てるという条件は存在しない。天草の風土が育む希少な黒毛和牛である。
正解﨑津集落/﨑津教会(集落内の建物)
世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産は﨑津集落そのものであり、集落内に立つ﨑津教会もその一部として含まれる。一方、大江天主堂や長崎県の原城跡は構成資産には含まれていない。﨑津教会自体も集落の景観を構成する重要な建物とされる。
正解天草下島 → 天草上島 → 大矢野島 → 御所浦島
天草諸島の主な島は、面積の大きい順に天草下島、天草上島、大矢野島、御所浦島となる。天草市を構成する天草上島・下島に加え、恐竜化石で知られる御所浦島も、この諸島を代表する島の一つに数えられる。御所浦島には橋が架かっておらず、天草上島・下島とは船でのみ結ばれている。