栗林公園・屋島・島々|高松の景観を巡るルート

高松の景観は、一つの展望台だけで完結しません。庭園の水面、屋島の山上、女木島・男木島へのフェリーを順に見ると、平地・高地・海上が近い距離でつながる地域だとわかります。
栗林公園は紫雲山を背景に池と築山を配した庭園、屋島は屋根のような形をしたテーブル状の高地です。どちらも水や海を望む場所ですが、歩いて眺める庭と、山上から広がりを見る場所では景観の読み方が異なります。
さらに高松港から船に乗れば、女木島の洞窟や男木島の港の作品へ進めます。駅から庭園、山上、港へ移るルートを知ると、個別の名所が一日の旅としてつながります。
栗林公園は歩いて変わる庭
栗林公園は、池と築山、紫雲山を組み合わせた回遊型の大名庭園です。
栗林公園
栗林公園は、紫雲山を背景に六つの池と十三の築山を配した大名庭園です。南庭の景観は、同じ場所を見続けるのではなく歩くことで池、橋、松、山の見え方が変わる回遊型として案内されています。庭の広さを数字だけでなく視点の連続として味わえる場所です。
出典:特別名勝 栗林公園
JR栗林公園北口駅
JR栗林公園北口駅は、栗林公園へ徒歩約3分で向かえる駅として公式アクセス案内に掲載されています。高松駅からの距離だけでなく、庭園の北側へ直接近づく入口を選べることが、公共交通で景観を巡るときの実用的なポイントです。
屋島山上から海と歴史を見る
屋島は、テーブル状の地形と山上の眺望、屋島寺をあわせて楽しめる場所です。
山上に残る物語の道
屋島山上では、源平合戦の舞台、四国遍路の寺、かわらけ投げが一つの散策に重なります。
フェリーで景観を海上へ延ばす
高松港からのフェリーは、女木島を経て男木島へ向かう海上の回遊ルートになります。
鬼ヶ島大洞窟
鬼ヶ島大洞窟は、女木島を桃太郎伝説の「鬼ヶ島」として印象づける見どころです。公式紹介では、大正3年に鬼無町の郷土史家・橋本仙太郎が発見したとされ、島の伝説が地形と近代の発見史の両方を持つことがわかります。
出典:鬼ヶ島大洞窟
めおん
「めおん」は、高松と女木島・男木島を結ぶ雌雄島海運の船です。通常ダイヤでは高松8時発の便が女木島を経て男木島へ向かい、島を一つずつつなぐ時刻が掲載されています。景観を巡るルートは、船の時刻を含めて初めて具体的になります。
よくある質問
栗林公園は山の中にある庭園ですか?
街なかにあり、紫雲山を背景として取り込む庭園です。池と築山を歩いて巡るため、山へ登る観光とは違う形で山の存在を感じられます。
屋島の高さだけを覚えれば地形がわかりますか?
高さ約300メートルだけでなく、南北約5キロ、東西約2キロという平面的な広がりも公式案内に示されています。テーブル状の形と合わせて覚えると屋島らしさが伝わります。
女木島から男木島へそのまま行けますか?
雌雄島海運の時刻表には、高松・女木島・男木島をつなぐ便が掲載されています。ただし季節や便によって運航区間が異なる場合があるため、訪問日の公式時刻表を確認してください。
屋島寺は観光施設ですか?
屋島寺は四国霊場八十八箇所の第84番札所です。屋島の歴史景観を訪ねる観光ルートに含められますが、寺院としての場所でもあることを意識して歩くのがよいでしょう。